2015年06月30日

菓子銘:くず水無月

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菓子銘:くず水無月(みなづき)
材料:くず粉、砂糖、塩、鹿の子

早いものでもう1年の半分が過ぎてしまいました。ご近所さんとも「毎日お暑いですね〜」という言葉を交わす毎日です。
本日6月30日は京都では水無月を食べる日です。1年のちょうど折り返しにあたるこの日に、この半年の罪や穢れを祓い、残り半年の無病息災を祈願する神事「夏越祓(なごしのはらえ)」が行われます。この「夏越祓」に用いられるのが、6月の和菓子の代表ともいう水無月です。
貴族は氷室の氷を食べて暑さをしのぎますが、庶民は氷など手に入らないため、葛餅や外郎を三角形に切り氷を表します。小豆には邪気払いの意味が込められていると言います。
6月のお茶会ではこの水無月は良く使われます。 
posted by 藪下敦子 at 13:23| 和菓子コラム

2015年06月29日

菓子銘:むくげ

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菓子銘:むくげ

材料:練切(白あん、砂糖、白玉粉)粉寒天粉、色粉、グラニュー糖

   


まるでむくげの花をそのまま食べてしまうような・・・・・練切で作った優しい和菓子です。

むくげはアオイ科ですから、ハイビスカスや芙蓉と同じ仲間で1日花です。夏の茶花に用いられます。花びらは白に一重が基本ですが、赤やピンク、紫、八重咲など色々あります。乾燥にも冬の寒さにも強い育てやすい花です。韓国の国花でもあります。路地植えにすると瞬く間に大きくなりたくさんの花をつけてしまいます。それが好きな方もおられますが、私はむくげは集団美で見るより一輪一輪で見るほうが好きなので、あえて植木鉢にして花をあまり付けないで白の一重を一輪一輪楽しんでいます。この和菓子のように・・・・・・。

posted by 藪下敦子 at 13:09| 和菓子コラム

2015年06月13日

菓子銘:キーウイーの淡雪かん

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菓子銘:キーウイーの淡雪かん

材料:粉寒天、グラニュー糖、卵白、キーウイー


寒天で作る昔からある透き通った泡雪かん。手作りのシンプルな感じがひんやりとした夏の和菓子らしいです。イチゴでも作ってみましたが、やはりキーウイーの方が涼しそうに見えました。簡単な和菓子ですので一度に16個簡単に創れました。

posted by 藪下敦子 at 10:02| 和菓子コラム

2015年06月12日

6月第1週の和菓子 水まんじゅう

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菓子銘:水まんじゅう

材料:水饅頭の素、上白糖、葛粉


 夏が来たかと見間違える程暑い初夏がやってきました。身体が追いつきません。障がいを持っている利用者さんからも「疲れましたので休みます」「夜眠れません」という声が聞かれるようになりました。

 そんな時おすすめなのが「みずまんじゅう」です。水の都大垣が発祥の地です。葛は冷凍も長い時間の冷蔵庫に入れるのも色が白く濁るので適しませんが、水饅頭の素は便利で冷凍も冷蔵庫も可です。便利な世の中になったものです。トッピングはこの写真はイチゴですが、ブルーベリーを置いてもかわいいです。グリーンピースをやわらかく煮て裏漉して、こし餡の上においても綺麗です。中を黄身餡にもしてみました。色々楽しめます。


posted by 藪下敦子 at 11:22| 和菓子コラム

2015年06月05日

5月第4週、6月第1週 菓子銘:そら豆

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菓子銘:そら豆

材料: 白並みあん、卵黄、味醂、寒梅粉、抹茶、小豆波あん



  焼き菓子です。一般的に和菓子は冷凍保存できますが、焼き菓子は冷凍しません。常温で保存可能です。そのことを私がメンバーさんに説明しておかなかったのでいつものように冷凍されてしまいました。翌日お出しした和菓子はお客様から「固いです」とクレームがありました。そんなことでまたあらたに焼きなおしましたが、焼き菓子はくれぐれも冷凍なさいませんように。4日〜5日以内にはお召し上がりください。
 白あんに抹茶を混ぜ、薄緑色にしてありますが、残念ながらこの写真ではその表情がよく出ていません。丁度採れたばかりの頂き物の空豆がありましたので塩茹でにして箸休めに一緒にお出ししましたところ、お客様から「和菓子も空豆で作られたのですか?」と聞かれました。「白あんに卵黄とお抹茶を入れて焼きました」とお答えしましたところ、「まぁ〜本物の空豆そっくり、かわいい〜」と喜ばれました。このお菓子は5〜6月の和菓子ですが、2月の節分の時期にも使えます。
posted by 藪下敦子 at 14:30| 和菓子コラム