2015年06月29日

菓子銘:むくげ

new_IMG_0488.jpg


菓子銘:むくげ

材料:練切(白あん、砂糖、白玉粉)粉寒天粉、色粉、グラニュー糖

   


まるでむくげの花をそのまま食べてしまうような・・・・・練切で作った優しい和菓子です。

むくげはアオイ科ですから、ハイビスカスや芙蓉と同じ仲間で1日花です。夏の茶花に用いられます。花びらは白に一重が基本ですが、赤やピンク、紫、八重咲など色々あります。乾燥にも冬の寒さにも強い育てやすい花です。韓国の国花でもあります。路地植えにすると瞬く間に大きくなりたくさんの花をつけてしまいます。それが好きな方もおられますが、私はむくげは集団美で見るより一輪一輪で見るほうが好きなので、あえて植木鉢にして花をあまり付けないで白の一重を一輪一輪楽しんでいます。この和菓子のように・・・・・・。

posted by 藪下敦子 at 13:09| 和菓子コラム

2015年06月13日

菓子銘:キーウイーの淡雪かん

new_IMG_0482.jpg


菓子銘:キーウイーの淡雪かん

材料:粉寒天、グラニュー糖、卵白、キーウイー


寒天で作る昔からある透き通った泡雪かん。手作りのシンプルな感じがひんやりとした夏の和菓子らしいです。イチゴでも作ってみましたが、やはりキーウイーの方が涼しそうに見えました。簡単な和菓子ですので一度に16個簡単に創れました。

posted by 藪下敦子 at 10:02| 和菓子コラム

2015年06月12日

6月第1週の和菓子 水まんじゅう

new_IMG_0478 (1).jpg

菓子銘:水まんじゅう

材料:水饅頭の素、上白糖、葛粉


 夏が来たかと見間違える程暑い初夏がやってきました。身体が追いつきません。障がいを持っている利用者さんからも「疲れましたので休みます」「夜眠れません」という声が聞かれるようになりました。

 そんな時おすすめなのが「みずまんじゅう」です。水の都大垣が発祥の地です。葛は冷凍も長い時間の冷蔵庫に入れるのも色が白く濁るので適しませんが、水饅頭の素は便利で冷凍も冷蔵庫も可です。便利な世の中になったものです。トッピングはこの写真はイチゴですが、ブルーベリーを置いてもかわいいです。グリーンピースをやわらかく煮て裏漉して、こし餡の上においても綺麗です。中を黄身餡にもしてみました。色々楽しめます。


posted by 藪下敦子 at 11:22| 和菓子コラム

2015年06月05日

5月第4週、6月第1週 菓子銘:そら豆

IMG_0459.JPG



菓子銘:そら豆

材料: 白並みあん、卵黄、味醂、寒梅粉、抹茶、小豆波あん



  焼き菓子です。一般的に和菓子は冷凍保存できますが、焼き菓子は冷凍しません。常温で保存可能です。そのことを私がメンバーさんに説明しておかなかったのでいつものように冷凍されてしまいました。翌日お出しした和菓子はお客様から「固いです」とクレームがありました。そんなことでまたあらたに焼きなおしましたが、焼き菓子はくれぐれも冷凍なさいませんように。4日〜5日以内にはお召し上がりください。
 白あんに抹茶を混ぜ、薄緑色にしてありますが、残念ながらこの写真ではその表情がよく出ていません。丁度採れたばかりの頂き物の空豆がありましたので塩茹でにして箸休めに一緒にお出ししましたところ、お客様から「和菓子も空豆で作られたのですか?」と聞かれました。「白あんに卵黄とお抹茶を入れて焼きました」とお答えしましたところ、「まぁ〜本物の空豆そっくり、かわいい〜」と喜ばれました。このお菓子は5〜6月の和菓子ですが、2月の節分の時期にも使えます。
posted by 藪下敦子 at 14:30| 和菓子コラム

2015年04月28日

4月第4週の和菓子 クルミ餅

new_IMG_0358 (1).jpg

菓子銘:クルミ餅

材料:白玉粉、くるみ、砂糖、しょう油、きな粉、こしあん


白玉粉とクルミで作ったお餅で小豆のこしあんを包餡します。そしてきな粉をまぶします。田舎のおばあさんが作ったという風情の素朴な餅菓子ですが、とってもおいしいのです。

餅菓子を食するといつも、「やはり日本はいいなぁ〜、日本人にうまれてよかったな〜」と一寸大げさですが、つくづく思います。ドイツにいたときたくさんの洋菓子を習いました。帰国早々夫に「今日はカイザーさんに教わったドイツ菓子を作るわね。」と言った所「もうドイツやフランスのお菓子はいいから大福が食べたい」と言ったのに思わず笑ってしまいました。郷愁なのでしょうか? 

やはり餅菓子はカフェバルコニーのお客様からも大好評で、コーヒーやハーブティーと一緒に喜んで頂きました。


posted by 藪下敦子 at 13:25| 和菓子コラム

2015年04月27日

4月第3週の和菓子 菓子銘:行く春

new_IMG_0325 (1).jpg

菓子銘:行く春

材料:こなし(白あん、小麦粉、もち粉)上白糖、塩、色粉、抹茶


先週は桜が満開でしたので、練切で桜を作りました。今週は関西の代表的な和菓子生地のこなしで桜の花吹雪が川面に流れている様をあらわしました。

「行く春」とはなんて響きのよい素敵な菓子銘でしょう。今日は和菓子ボランティアの豊子さん、恵さん、信子さんに和菓子に初挑戦して頂きました。数冊の和菓子本の中からご自分たちの作ってみたい和菓子をまず選んでいただくところからスタートしました。やはり作ってみたいという気持ちが大切だからです。

川面を表すのは色粉が一般的ですが今回は抹茶も使ってみて、作った後味見をしていただきました。色粉のほうがきれいな出来上がりですが、味は断然お抹茶の方がおいしいというお三方のご意見でした。初めてとは思えない程皆様とても器用でお上手でした。これからが楽しみです。


posted by 藪下敦子 at 11:49| 和菓子コラム

2015年04月17日

4月第2週 4月2週の和菓子 菓子銘:桜

DSCN1262.JPG




4月第2


菓子銘:桜


材料:練切生地(白玉粉、白あん)、砂糖、色粉


練切は関東の代表的な和菓子生地です。色形を変える事で四季折々の繊細で美しい和菓子が作れます。特に4月の代表的な花は桜ですので先週に引き続き桜の和菓子を練切で作りました。45日は弊会でもお花見で新検見川のグリーンベルトの桜の大木の下で宴会を開く予定でしたが、生憎の雨で室内の宴会になってしまいました。


弊会のある美浜地区は海を埋め立てた人工都市のため、一昔前はいくら公園が多くても、遊歩道があっても、本当の自然ではないと何だか不自然さが目につきました。しかし、40年もたつと、木々も大きくなり、不思議や周りの景色になじみ昔からある風景のように見えてきました。今やあちこちに桜のスポットがあり特別にどこかに行かなくてもお花見ができます。雨が降っても特にがっかりしなかったのは、日常いつでもどこでもお花見気分に浸れる環境のせいでしょうか?有難いことです。


posted by 藪下敦子 at 13:19| 和菓子コラム

2015年04月11日

4月第1週の和菓子 道明寺桜餅

new_054.jpg

菓子銘:道明寺桜餅

材料:  道明寺粉、砂糖、色粉、桜の葉


この季節になると必ず作るのが道明寺で作った桜餅です。本来は蒸すのですが、電子レンジで作ると、とっても簡単で素早く失敗なく作れます。私は以前は蒸器で作っておりましたが、もっぱら今は電子レンジで作っております。

ただ気を付けるのが赤の色粉の使う量です。桜色はあまり濃くしない方が上品ですし、好まれます。道明寺粉を使うのが関西風で白玉粉と薄力粉を使ってホットプレートで焼くのが関東風ですが、現在は関東の和菓子屋さんでも道明寺粉の桜餅の方が好まれる様です。


posted by 藪下敦子 at 09:30| 和菓子コラム